宅配業者にお届け物
2018/09/10
猛威を奮い関西方面に甚大な被害を与えた台風21号。関東もかなりの強風に見舞われたけど、自分の周囲ではこんな珍事があった。
台風が日本へ上陸した9月4日のこと、ウチのマンションへ配達に来たクロネコヤマトのドライバーさんの帽子が強風でボクの部屋(二階)のベランダへ飛ばされるというちょっとした事件が起こった(らしい)。
平日の昼間だったので仕事に出かけており当然家は留守。夜、帰宅すると郵便受けにヤマトの不在票が入ってて、「通販で買い物した覚えはないのに何が届いたんだろう?」と思いつつ見てみると、上記の事情が書かれたドライバーさんからのメッセージだった。
「ご都合の良いときにご連絡ください」とのことだったが、担当ドライバーへの直通の電話番号は受付時間が8:00~20:00。平日だとボクは朝出掛けるのは8時前で、夜帰宅するのは早くても21時を過ぎてしまう。昼間の職場からという手もあるが私用電話がし辛い環境なので、結果平日はムリそうだ。
そんなこんなで週末まで引っ張ってしまい、ようやく土曜の今日、朝8時過ぎに何度か電話を掛けてみるが、出てくれない。仕事中なら車の運転中とか配達中は出られないだろうし、ドライバーさんがお休みだったら仕事用の携帯電話は電源オフということだろう。
さて、どうしようか。
ふと不在票に印刷された地元を担当している営業所の住所が目に付いたのでグーグルマップで調べてみると、ウチからそれほど遠くない。よし、天気も良いしサイクリングついでに営業所へ直接届けに行ってみるか。
ということで自転車の準備をして、ベランダから回収しておいたクロネコヤマトの帽子を持って家を出る。
……台風はとっくに通り過ぎてるのにすごい風だ。でもまぁ片道10キロちょっとだし、「ちょっとそこまでのお使い」のつもりで出発。
行きは追い風だったので軽めのギアでまったり気分で走っても30km/h台後半から40km/h台のスピードが簡単に出る。
営業所に着き、事務員さんに事情を話してドライバーさんからのメッセージが書かれた不在票と一緒に帽子を渡すとわざわざ届けに来たことに感謝される。
帰りは強い向かい風の中を走るが、向かい風の時はまだ良い方で、むしろ風向きが横からになる時の方が、車道走行時に横を走ってる車の方へ押し出されそうになって恐かった。なので出来るだけ歩道を走ることにした。
風は一向に弱まらないので遠回りなどはせずに帰宅。今日の走行距離は23km。