霞ヶ浦一周の旅 二日目
2016/07/31
二日目の朝。七時に起床しシャワーを浴びて目を覚ます。チェックアウト時間は十時だけど、早めに出発したいので昨日晩ごはん用のお弁当と一緒に買っておいた朝食用のおにぎりを食べながら身支度を済ませ、八時にホテルを出る。また駐車場の片隅を借りて自転車の準備をして出発したのは八時半頃。
今日はひたすら南下と言うか南東方面へ向かう。風向きは昨日と同じ東風なので、ゴールまでほぼずっと向かい風の中を走ることになるのか……。
出発後10分ほど走ると風車が目に付いたので土浦市霞ケ浦総合公園に立ち寄る。
普段よく走りに行く印旛沼の佐倉ふるさと広場にもシンボル的な風車があるけど、デザインがずいぶん違うなぁ。
このあとはひたすら湖沿いを走る……と言うか、一番上に掲載している走行図、実はかなりウソな内容だ。霞ヶ浦は湖沿いの道だけでキレイに一周回れないんですな。特に二日目の今日走った西岸側は所々で道が途切れてたり未舗装の砂利道だったりと、かなりの箇所で迂回している。
ここで今回の旅でちょっとビックリしたエピソードをひとつ。
スマホの地図をまめに確認しながらなんとかゴールの国道51号線との合流地点まであとわずかのところまで来た時のこと。周囲が田んぼばかりで民家が点在しているといったのどかな所を走っていたら、とある家の敷地内から犬が吠える声が聞こえてきた。自転車の音に反応しているのかな。
その家の前を通り過ぎようとしたその時だった。庭から犬が二匹飛び出してきた。
え? 放し飼いですか? 😯
犬はそのままこちらを追いかけてくる。ふと足元を見るとペダルのすぐ横辺りに走ってる犬が見える。恐え~。
……。
このまま犬の速度に合わせて走ったらどこまで追いかけてくるのだろうか?と、ちょっとだけ試してみたくなったけど、あまり遠くまで引っ張り回すのも可哀想なので早々に速度を上げて引き離すと諦めて帰っていった。
ホント放し飼いは勘弁して下さい。
閑話休題
午後一時少し前にゴール地点の国道51号線に到着。
霞ヶ浦一周はゴールしたけどこの日の自転車旅はまだ終らない。帰りはこのまま家まで自走するつもり。
この橋で利根川を渡ると千葉県だ。さらば茨城県。
51号線をそのまま走れば地元佐倉市まで行けるんだけど、車の量が多そうなので利根川サイクリングロードで印旛沼まで行き、いつも走ってるルートで帰ることにする。
今年元日にここを走った時は向かい風に疲労とお尻の痛みでヘロヘロになりながら走ったものだけど、今回は東風の中を西へ向かってるので完璧な追い風。めちゃくちゃ楽ちんだ。
利根川沿いを走ること小一時間、お腹が空いてきたので香取郡神崎の道の駅でお昼ごはん休憩にすることに。
道の駅の敷地内に何故か展示されているセスナ機。何か謂れがあるのかな?
お弁当とソフトクリームで胃袋を満たしたのち出発。朝は晴れてて昼頃に一度曇り空になったけど、また青空が広がってきた。暑い。
このあと黙々と西へ向かって走って印西市安食に到着。走り慣れたルートで佐倉ふるさと広場で最後の休憩。
見慣れた風景に「帰ってきた」と実感が湧く。家までは残りあと8kmほど。
最後まで気を抜かずに安全運転で午後四時半頃に無事帰宅。この日の走行距離は約117km。二日トータルで約217km。お疲れ。
さて、梅雨明け前に初の一泊二日ロングライドという自分的にはビッグイベントを済ませてしまったわけだけど、夏はこれからが本番だし、もう一回くらい長めのツーリングに行きたい所。これまで冬しか行ったことがない銚子かなぁ。
クッション入りサドルカバーの効果やいかに
先日購入して今回のロングライドでも装備したサドルカバー。実際に一日100km以上を走ってみたところ、個人的にはかなり効果大だった。以前ならお尻を休めるために休憩の回数をもっと多く取らないと117kmは走れなかったと思うけど、今回は観光目的の寄り道を除いて休憩は最小限で済んでいる。
普段のせいぜい50~60kmくらいの走行距離では必要ないけど、長めの時は必須アイテムになると思う。